本の詳細
社会医学原論
――古代ローマ帝国、産業革命から国際保健へ――
著者 | : | 荒記 俊一 |
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発行年月日 | : | 2017/06/01 |
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サイズ | : | 四六判 |
ページ数 | : | 424 |
ISBN | : | 978-4-906907-08-3 |
定価(税抜):3,600円
- 内容紹介
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産業保健、公衆衛生、疫学、医学統計を統合する広義の概念「社会医学」は、環境汚染、原発事故、労働災害、貧困など、産業革命以降に激増した新たな健康問題に応え続けてきた。 本書は東京大学名誉教授であり鉛中毒の世界的権威である著者が、世界史と日本史における社会医学の歴史と展望を明らかにし、様々な分野に分割された学問の統合を試みた唯一無二の書である。
《目次 》
序 章 社会医学とは
第一章 社会医学の夜明けと鉛中毒
第二章 社会医学の誕生と発展
第三章 日本の社会医学 ―― 欧米市との比較研究